9月20日に、小型の法文集であるポケット六法、デイリー六法が発売されました。個人的に欲しいなあと思っていたので、ポケット六法を購入しました。
法文集は、この国のルールが書いてある書物ということで、なんとなく不思議な感じといえば良いのか、魅力を感じます。読み物としてなんとなく面白いというのか…。国語辞典を読むのが趣味というのに、なんとなく近いのかもしれません。条文集をぱらぱら見ていると、面白い発見をしたりするものです。偶然、目に入った刑法189条には「墳墓を発掘した者は、二年以下の懲役に処する。」と規定されております。自分には、墳墓を発掘するという発想はないのですが、そういう人もいるのでしょうね…。
小型の法文集では、法律によっては、利用度が低い条文が省略された抄録という形で収録されています。ポケット六法では、特許法は抄録で掲載されており、例えば、裁定通常実施権の細かい条文や、184の3から20までは省略されています。確かに、小型の法文集の用途から考えれば、省略されても仕方ないかな…といった条文ではあるのですが…。
この記事を書いた人
この人の最近の記事
- 弁理士2020年10月2日米国特許庁への手続費用について
- 弁理士2019年9月26日六法を購入しました
- 弁理士2019年9月2日10-days grace period(EPC Rule 126(2))
- 弁理士2019年8月12日建国記念「の」日